Q. いつからどんなきっかけでパンの道に進まれたのですか？

実家がパン屋を営んでおり、自分で3代目になります。
料理の専門学校を卒業したあと、レストランでの仕事、実家の手伝いを少しして、有名ベーカリー数店で合計12年の修行をして独立しました。
修行時代にシェフにたくさんのパン職人の方々と出会わせて頂き、刺激を受けてどんどんパンの世界にのめり込んでいった感じです。

Q. パンづくりの魅力、パンづくりのこだわりを教えてください。

パンは、簡単に同じものが作れない難しさが魅力かもしれません。毎日同じパンを作るために、その日の状況によって工程や手加減を変えていき、できる限り同じパンに仕上げる。その何とも言えないハラハラ感が良いのかもしれません。
パン作りで大事にしていることは、しっかり発酵、熟成をとって、香りや口どけ、食感などのそれぞれの製品に合わせた特徴をきちんと表現することです。あとは、何回も食べたくなるような飽きのこない美味しさにしたいと思っています。

Q. おすすめのパンやご自身が好きなパンを教えてください。

おすすめは、食パン、バゲット、クロワッサンなどの基本のベーシックなパンです。
あとはルヴァン種を使った製品も推しています。パン・オ・ルヴァンやライブレッド、パン・ド・ロデヴ、パネットーネなどです。
それ以外の菓子パンや焼き菓子などもひとつひとつ丁寧に作っていますので、実は全部おすすめなんです。

Q. お店の所在地について、その場所を選んだ理由は何ですか？その場所のどこが好きですか？

この場所を選んだ理由は、「この場所ならなんかいけそう」と感じたからです。フィーリングですね。
この場所のいいところは、まず目の前が一面、田園風景というところです。景観が最高！あとは細かいところを言えば、幹線道路からすぐとか、昼間は車通りが多いとか、福井市内では有数の住宅街とか。とにかく福井は静かで住みやすい街です。時間がのんびりしている気がします。

Q. 今回「毎月PANDA！」に参加された決め手は何ですか？

普段来店してくださるお客様以外の方にも、自分たちのパンを食べて頂く機会を増やしたいと思ったからです。スタッフが増え余裕ができたことも後押しし、チャレンジしてみたい！と思いました。