2012年10月19日に、栃木県足利市総合運動公園横にオープン致しましたブーランジェリーパルクと申します。
店名は、「公園のパン屋」という意味です。
コンセプトは、私たち夫婦2人で製造から販売まで携わり、自分たちの手でお客様に提供することが第一だと考えております。
Q. いつからどんなきっかけでパンの道に進まれたのですか?
小学生の時、土曜日のお昼は近所のパン屋さんのパンが好きで、いつも買って食べていました。とくにソーセージドッグが好きでした。その時からパンが好きで、家に帰って来るのが楽しみでした。
家庭科の授業でバターロールを作り、イメージ通りに焼き上がって、パンの焼き立ての香りと美味しさに感動したのを覚えています。そんな記憶が頭の片隅にあり、パンに対して良い思い出を持っていて、21才の時にパン屋さんで働き始めました。
Q. パンづくりの魅力、パンづくりのこだわりを教えてください。
パンに携わり25年経ちました。
毎回同じ時間にスタートして同じように作りますが、焼き上がるパンは毎回違います。天気・気温・湿度・水温・小麦の製造時期など、その時々で対応が必要になります。
そのため、今ある経験を全て活かしながら、安定した品質を保つ事が必要です。そういったパンづくりの難しさに、魅力を感じています。厳選した素材にこだわり、生地の種類によって一番適した製法を使い分けしていく事が大切だと思っています。
Q. おすすめのパンやご自身が好きなパンを教えてください。
食パン・バタール・ドライフルーツを使用したパンが好きでおすすめです。ブーランジェリーパルクのパン本来の味や香りや食感が伝わりやすいからです。
好きなパンはバタールです。店舗ロゴにも使用しておりますが、私の思い入れが強いパンです。最初の頃は見た目だけに捕らわれてしまい、バタール本来の中身(内層)は気にしていませんでした。修行する中で中身の大事さに気付かされ、益々パンの奥深さに魅了されるきっかけになりました。
Q. お店の所在地について、その場所を選んだ理由は何ですか?その場所のどこが好きですか?
妻の実家が足利だったことと、足利は食文化にこだわりがあり、蕎麦・うどんなど、小麦文化が広がっているイメージがありました。そのため、今までの経験を活かして、足利にパンの文化を少しでも広げられるようにと思い選びました。
好きなところは、自然豊かな環境で子育てにも最適なところです。足利市総合グランドに隣接しており、土日はグランドでの試合やイベントなどでお昼にパンを購入していただいています。車社会の地域のため、雨の日でもほとんど売上に影響はありません。
Q. 今回「毎月PANDA!」に参加された決め手は何ですか?
最近はお客様から、パンの通販をしてますか?というお問い合わせをいただく事があり、通販に興味がありました。オープンして今年で10年目となり、新しい事業への挑戦する、とても良いきっかけになると思います。
日本全国のお客様にパンを召し上がっていただける喜びと、店舗で販売しているクオリティーに近い状態で提供出来ることにも魅了を感じました。それとパン屋さん同士の横の繋がりも出来る、良いアピールにもなるかと思っています。