コンセプトは、「パン屋が変わる。生活が変わる。」
日々70種類程度のパンを用意しています。お店を代表する商品、食パン「松明(たいまつ)」は、令和元年おおたの逸品に選出されました。白神こだま酵母を使用した自然な甘みのある食パンです。卵、乳製品を使用していないので、アレルギーをお持ちの方にもおすすめです。
材料にこだわる、
地元の逸品。
Torch.bakeryで使用している小麦粉は、デニッシュ系の生地を除いて国産小麦100%。
北海道産を中心に、国産のものを選んで使用しています。
パン作りにとても重要な材料である塩は、沖縄糸満沖の海水から作られた「青い海」を使用。ほのかな甘みを感じられる、ミネラル豊富な自然塩です。
砂糖は純国産「花見糖」。国産さとうきびから作られた、さとうきび本来のコクや風味が凝縮された希少な砂糖を使っています。
ひとつひとつの材料にこだわり、コンセプトである「パン屋が変わる。生活が変わる。」を実現すべく日々取り組んでいます。
Q. いつからどんなきっかけでパンの道に進まれたのですか?
食品業界を中心に就職活動をしていて、大手ベーカリーチェーンに就職しました。
駅の中にあるパン屋さんで働くことになり、全くパンの知識が無かったのですが、パン屋の可能性や魅力を感じることができました。自分の手が届く範囲の中でお客様の顔や反応を見られるような、地元に根付いた小さな規模のパン屋さんをやってみたい、という気持ちが徐々に芽生え、友人の後押しもあり独立開業しました。
Q. パンづくりの魅力、パンづくりのこだわりを教えてください。
丁寧に愛情を注いで作るとちゃんとおいしいパンに仕上がってくれるところに、魅力を感じています。朝早く起きて時間をかけて作ったパンたちは、自分にとっては全て魅力的です。
天板に並んだパンを見ると、早起きして努力した甲斐があったなと思えます。帰宅する時間も早いので、趣味の時間や子どもと遊ぶ時間が多く取れるのも魅力です。
Q. おすすめのパンやご自身が好きなパンを教えてください。
地元で人気のぐるぐるベーカリーさんのミルクフランスです。パンが柔らかすぎたりクリームが甘すぎたり、逆にパンが硬すぎることも多いのですが、ぐるぐるベーカリーさんのミルクフランスは歯切れの良いパンとクリームの硬さの相性がとても良くて、家族全員でハマっています。
Q. お店の所在地について、その場所を選んだ理由は何ですか?その場所のどこが好きですか?
駅からは離れていますが、保育園や教習所、大きな公園など人が集まる場所が多いところが気に入ってこの場所にしました。広い物件を借りることができたので、イートインスペースを広く確保することができました。近くの多摩川河川敷など、都心にしては緑が多い場所があるのも気に入っています。
線路沿いなので空が開けていて、テラス席は日当たりが良いです。電車を見ながらパンを食べることができます。
Q. 今回「毎月PANDA!」に参加された決め手は何ですか?
厨房の規模が小さく従業員も少ないので、今までは冷凍便やイベントへの出店など、お店以外でパンを売ることを避けていました。
今回お話を頂き、販売個数や出荷の曜日などの細かい設定ができること、本来お店で用意しなければならないはずの冷凍用の袋、段ボール、表示ラベル、宅配の手配を全てお任せできるので、今回はやってみようと思えました。
自分たちのような小さな規模のパン屋でも、全国の人に知ってもらい、パンを食べて頂けることに魅力を感じています。