1976年創業。発酵によるパン本来のおいしさを追及。
あんぱんや食パンなどの定番から、ロデヴ、ドイツのライ麦パン、イタリアのパネットーネまで幅広いラインナップを揃えております。店舗ではパン教室をはじめとする、各種ワークショップや、音楽イベント、落語等の催しも数多く開催しております。
パンは主食であり、
おやつであり、贈り物。
パンは主食であり、おやつであり、贈り物。
老若男女や国も関係なく、世界中みんなが好き。
店名の『ヴァンダラスト』は、ドイツ語で「旅」や「探検への渇望」という意味です。美味しいパンを探す旅や、お気に入りのパン屋さんを探す旅を、毎月PANDA!で体験していただけたらと思っています。
フランスやドイツのパン屋で働き、アメリカやアジアのパン屋をめぐってきた私の経験から感じていることは、日本のパン屋さんはレベルが高い!ということです。フランスのパン屋にはフランスのパンしかないですし、ドイツのパン屋にはドイツのパンしか売っていません。けれど、日本のパン屋は、本当に様々なパンが揃っているんです。
毎月PANDA!をきっかけにヴァンダラストを知り、美味しいと感じて下さったお客様が、実際に群馬県のお店まで来て頂けたなら、人生最終回くらいに嬉しいです!ぜひ、毎月PANDA!を通じて、ヴァンダラストを体験してみてください。
Q. いつからどんなきっかけでパンの道に進まれたのですか?
私はパン屋の2代目として生まれ、実家のパン工場が小さい頃の遊び場でした。高校卒業時に製パンの専門学校へ進学を考えておりましたが、親の薦めもあり大学に進学。進学先の東京農業大学では応用微生物学を専攻し、ディープな醗酵の世界にひたりました。大学卒業時には一番厳しい所ということで、埼玉県川口市にあるデイジイを紹介していただき、私のパン屋人生がスタートしました。
Q. パンづくりの魅力、パンづくりのこだわりを教えてください。
パン作りは醗酵というプロセスがあるが故に難しく、また魅力でもあります。シンプルなレシピほど同じように焼けなかったり、憧れのシェフと同じようなパンにならなかったり、毎日が真剣勝負です。私が考える美味しいパンは、醗酵由来の芳醇な香りがあり、食感が良く、口溶けの良いパンです。パンは小麦粉の種類、生地作り、醗酵条件、温度管理、水分量等々、様々な条件が複合的に関係して出来ています。自分の理想のパンになるように微調整していく過程が、難しくもあり楽しくもあります。
Q. おすすめのパンやご自身が好きなパンを教えてください。
おすすめのパンは、クロワッサンです。クロワッサンには思い入れがあり、2012年ドイツ・ミュンヘンで行われた世界大会に出場した時のレシピが元になっています。ザクザクした食感で中身はしっとり。バターの香りも楽しめる一品です。お陰様で、お店の人気商品となってます。思い出のパンは、昔フランスで食べたバゲットサンドです。パンが美味しかったのはもちろんのこと、ハムとチーズも格別に美味しかった記憶に残るパンです。
Q. お店の所在地について、その場所を選んだ理由は何ですか?その場所のどこが好きですか?
お店は、群馬県太田市にあります。元々両親がこの地で、創業したのがきっかけです。高校生までは東京に憧れていたので、大学は上京しようと決めてました。大学と修業時代に都心に住んでみて、改めて故郷の良さに気付くことが出来たと思っています。自分の表現したいヴァンダラストの世界観や活動は、今考えると都心では実現不可能だった思います。ヴァンダラストを温かく応援してくださる方や協力してくれる方々が沢山いる太田市で、お店が出来ることを、今では誇りに思っています。
Q. 今回「毎月PANDA!」に参加された決め手は何ですか?
今まで巡り合うことの無かったエリアのお客様と、縁がつながることが最大の魅力です。それと同時に冷凍技術も進んで、冷凍パンでも品質を損なうことなく、お客様にお届け可能になったことが、毎月PANDA!に参加しようと思った決め手です。このサービスをきっかけにして、沢山の新しいお客様と出会えることに、こちらもワクワクしております。